オクラの収穫
オクラの収穫は植え付けを行った時期にもよりますが、目安としては6月中旬〜9月下旬となります。
生育後早い段階から実をつけ、実を収穫できる期間も長いため食卓でも長く楽しむことが出来ます。
家庭菜園の場合、実が大きくなるように待って収穫したいという方は多いのですが、オクラの場合は花が咲いてから7日から10日が収穫の目安となります。
あまり実が大きくなりすぎると固くなり、美味しく食べることができなくなるので注意しましょう。
身の大きさは7cmほど、まだ柔らかい未熟な実を収穫するのがポイントです。
実の大きさが長くなる品種もありますが、家庭でも育てやすく、手入れのしやすい品種としてホームセンターで苗が売られているものは、実が大きく成長すると固くなってしまう品種がほとんどなので、花が咲き始めたらこまめに実の成長をチェックするようにします。
オクラは成長が早く、収穫が1日から2日遅れただけでも実が固くなり始める場合があります。
そのため日々の実のチェックは欠かさないようにしたいポイントです。
茎がかたいので、指をケガしたりしないよう、葉の手入れや実の収穫の時には、必ず剪定用のハサミを使います。
剪定用のハサミがない場合はよく切れる普通のハサミでも代用ができますが、剪定用のハサミを用意するとその後の家庭菜園にも役立ちます。
剪定用のハサミは花屋やホームセンターなど身近な店舗で購入することができます。
プロ用などの高いものでなくても充分ですので、手頃な物を用意して下さい。
収穫したあとは、刻んで生で食したり、天ぷら・炒めもの・味噌汁・サラダなど、様々な料理に使って楽しんでみましょう。
オクラは日本の食卓とも相性の良い食材なので、いろいろなレシピを試して下さい。