オクラの害虫対策

オクラの栽培方法

オクラの害虫としてよく挙げられるのがアブラムシとハマキムシです。

葉の食害が主になりますが、葉だし少しくらいかじられても大丈夫、などと思っていると大変なことになります。

植物が成長するためには太陽の光を浴び、光合成をすることが必要ですが、葉がなくなるとそれがうまくできなくなり、実が実らなくなったり、最悪の場合は枯れてしまうことがあります。

葉の食害は、苗がまだ若いうちから起きやすいので注意しましょう。

虫もやはり、若くて柔らかい葉が好物なので、苗も小さいしまだ大丈夫だろうという油断は危険です。

予防対策としては、毎日の世話の際に葉や葉の裏もチェックするクセをつけることです。

アブラムシがいるのをみつけたら、ティッシュなどで取り除いてあげます。

ハマキムシの場合は、葉を丸めてその中に住み着くので、不自然に丸まってる葉を見つけたらまず開いてみます。

中に虫がいることが確認できた場合には、丸まっている葉ごと取り除きます。

取り除いた葉をオクラの苗近くに捨ててしまうと移動する場合もあるので、離れた場所に処分して下さい。

家庭菜園というと、どうしても無農薬にこだわる傾向がありますが、うまく手入れができないと感じた時や、虫の食害に不安を感じた場合には、適量であれば農薬を使ってみるのも良い方法です。

農薬と聞くと過剰に反応してしまう方も多いのですが、近年は植物由来の農薬も増えてきています。

用法と要領をきちんと守れば、過剰に嫌うほどの影響はありません。

むしろ虫に全ての苗が枯らされてしまうケースを回避することができます。

手作業での駆除に限界を感じた場合には、きちんと使用法を守って農薬の散布をするとうのも、一つの方法です。