きゅうりの病気の症状と対策
家庭菜園できゅうりを育てていたけれど、病気になってしまったと言うような人も少なくないそうです。
そこで、きゅうりの病気と対策を幾つか紹介していきます。
きゅうりがかかる病気は10種類以上あると言われているのですが、最も多い病気としては、うどんこ病とベト病があります。
うどんこ病とは、きゅうりの葉っぱに小麦粉をまぶしたような白色の粉が出てしまう病気です。
進行していくことで葉っぱ全体に広がっていき、うどん粉をまぶしたようになることからついた病名です。
対策としては、乾燥している時、きゅうりの株が密集していて風通しが悪い時に起きやすいので、乾燥や風通しには気をつけておきましょう。
ベト病とは、葉脈で区切られた多角形の黄褐色の病斑がでるものです。
葉の裏側に黒色のカビがはえてしまって枯れてしまいます。
ベト病は20度~25度くらいで多湿であることを条件に発生しやすい病気です。
仮に、病気になっている葉があったのならすぐに葉っぱを切り離して、病気が広がるのを防いで下さい。
肥料切れでも発生しやすくなりますので、肥料を切らさないように定期的に追肥を行っていくことが重要です。
また、うどんこ病と同様に、風通りが悪いことでも発症しやすいので風通りを良くする為にも密植は避けるようにしておきましょう。
他の病気としては、モザイク病があります。
葉っぱに黄色の斑が出来てしまうもので、葉っぱがちりめん状になってしまって、実もモザイク状になることからの病名です。
モザイク状態になった株を見つけたら、すぐに抜いてしまいましょう。
きゅうりがウイルスにかかることが原因とされており、健全な株に触れてしまうと健全な株にまでウイルスが広がってしまうからです。