スイカを育てる時の注意点
スイカ栽培にはさまざまな注意点があります。
野菜を育てたことがある方なら聞いたことがあるでしょうが、連作障害を起こしてしまうため連作ができないということや、スイカがかかってしまう病気、害虫などには十分注意しなければなりませんし、おいしく育てるためにもコツや注意点がたくさんあります。
まず、スイカがかかってしまう病気についてですが、炭そ病、つる枯病、つる割病、うどんこ病、褐色腐敗病などが挙げられます。
炭そ病、つる枯病などは雨で胞子がどんどん広がってしまいすぐにうつりますので、病気にかかる前にそうならないように注意するしか手段がないと言われています。
また、そのほかの病気も種子や土壌からうつるため連作してはいけないといわれています。
また、スイカの害虫に関してですが、多くの場合、葉を食べて枯らしてしまうというものですので病気と同じく注意しなければなりません。
ウリハムシ、ウリキンウワバ、ハダニ、ワタアブラムシなどいろいろな害虫がいます。
中には数をどんどん増やし、最終的にスイカ自体を枯らしてしまうこともありますので気をつけましょう。
こうした注意点のほかにも、スイカの実をおいしく作るための注意点もあります。
手間をかけなければおいしいものは作れませんが、太陽の光を良く浴びられるようにスイカを回すなどして角度を変えて日光に当てたり、水やりの量なども挙げすぎないように注意しなければなりません。
プランターの場合は水もしっかりとあげたほうが良く育つかもしれませんが、畑などのある程度の広さであればぎりぎりの量の水で育てると甘くなると言われています。