トウモロコシを植える前に用意するもの

トウモロコシの栽培方法

トウモロコシは栽培が簡単で、初心者にもおすすめの野菜です。

栽培に適した時期は気候の関係で地方によって若干異なってきますが、日本各地で作ることができます。

日本人にとっては誰でも口にしたことのある昔ながらの野菜で、自分で栽培して収穫すれば、スーパーなどで売っている物よりも甘くておいしいトウモロコシを楽しむことができます。

では、栽培を始める前に必要なものは、どのようなものがあるのでしょうか?

畑での土づくりや作畝作業の道具として、鍬やショベルが必要です。

またマルチを使う場合はマルチカッターがあれば便利です。

間引きをする際には手で茎を土から引っこ抜くのではなく、ハサミで切り取るようにします。

トウモロコシの栽培でまず大切なのは土づくりです。

ここで用意すべきものは、土壌改良のために必要な苦土石灰、堆肥、化成肥料です。

トウモロコシは微酸性で肥料が比較的多い土壌を好むとされていますので、植え付けするまでに畑の土を整えておく必要があります。

土壌改良のために必要なものとして、苦土石灰(1㎡当たり100〜150g)、堆肥(1㎡当たり2kg)、化成肥料(1㎡当たり100g)が必要です。

種まきのおよそ2週間前までに苦土石灰をまいて耕してpHを調整します。

そして1週間前までに元肥として堆肥と化成肥料を混ぜ込んで、さらにしっかりと耕します。

肥料が少ないとしっかりとした生育は望めません。

あると便利なのはマルチです。これは主に黒い色をしたビニールで、畝をすっぽりと覆います。

マルチは畝の温度や湿度を一定に保に保つほか、雑草の繁殖を抑える目的でも用いられます。

生育状態をみて、必要があれば液体肥料や農薬も使用します。