茄子の収穫
いよいよ茄子が大きくなると収穫です。
しかし、ただ単に収穫すれば良いか、というとそうでありません。
収穫時に気を付けたい事、ポイントをきちんと抑えておくようにしましょう。
茄子の収穫は、気温の低い早朝に行うのがベストです。
気温が温かい時に収穫してしまうと、茄子自体の温度も高く呼吸や蒸散活動が活発に行われてしまいます。
これは茄子の品質を低下させる原因になるので、必ず気温の低い時に収穫しましょう。
茄子の茎には何個もの実がみのります。
まず1番果と2番果は株の生育を考え小ぶりのうちに収穫し、3番果以降は10cm程度の長さになったら収穫します。
ちなみに1番果は定植後30〜40日くらいでみのるので、1カ月を過ぎた頃は毎日チェックしてください。
茄子のがくにはトゲがあるので、気を付けなければいけません。
必ずハサミでヘタのもとから切り取るようにします。
では、ここで長さ以外にもどういった状態が収穫に好ましいのか説明したいと思います。
まずは実の表面を見てみましょう。
収穫に適している茄子は、表面が艶光していて光沢がかかっています。
大きく成長し過ぎると光沢が無くなり、新鮮さが欠けてしまいます。
また、実も固くなり食感も悪くなるので、キレイな紫色になったら美味しくできた証拠です。
茄子は開花5日を過ぎた頃から急速に発育するので、いつの間にか大きくなっていた、ということはよくあります。
明日収穫しよう、ではなく今収穫するように心がけてください。