茄子の病気と害虫対策
茄子の病気と害虫対策について正しい知識を得ていますか?
せっかく育てたのに病気、または害虫のせいで食べられなかったら元も子もありません。
栽培を始める前に知っておくことも大切なことではないでしょうか。
茄子の病気には、代表的なものが3つ挙げられます。
1つは青枯れ病と言い、株全体が青くなりしおれ、やがて枯れてしまう病気です。
原因は土の中の病原細菌が根から侵入し、茄子全体に行き渡ってしまうからで青枯れ病にかかってしまうと、茎を切った時に乳白色をした液が出てきます。
ナス科の連作を避け、排水を良くし多湿にならないように心がけましょう。
2つ目は灰色かび病です。
灰色かび病にかかると葉や花、実などに灰色のカビが発生し、株が枯れてしまいます。
低温多湿が原因で発生するので、梅雨の時期に気を付けなければいけません。
対策としては、薬剤を使用するのが効果的です。
そして3つ目は、半身いちょう病と呼ばれ葉が少しずつしおれ、黄化しながら最終的には枯れてしまいます。
気温の高い時期に発生しやすく、原因は土の中の糸状菌(カビの一種)だと言われています。
みずやりを控えめにし、連作は避けるようにしてください。
では次に害虫対策ですが、基本的には殺虫剤で退治するのが一般的です。
茄子を好む害虫には、アブラムシをはじめハダニ、コナジラミ、ハスモンヨトウが挙げられます。
殺虫剤はホームセンターなどで販売されているので、早めの対策を心がけてください。