スイカの病気の症状と対策
スイカを栽培するうえでとても気になるのが病気についてではないでしょうか。
病気にかかってしまった苗はどうなるのか、そしてどのように対処すれば良いのか、せっかく育てたスイカを病気でダメにしてしまわないためにも、まず事前にしっかりと知識をつけて病気の対処法だけではなく予防策も知っておく必要があります。
まず、スイカがかかりやすい病気としてよく知られているのが炭そ病です。
この病気の特徴としては葉や茎、そして実にも斑点ができ、穴があきます。
葉や茎などにそのまま残って、雨などでどんどんうつります。
そのため対処がとても難しく、発病してしまった場合を考えるよりも、まず発病しないように気をつけなければなりません。
基本的に、炭そ病が発生したところで連作をするとうつってしまいますから、連作は行わないようにします。
どうしても連作しなければならないという場合、薬をまいて予防するしかありません。
また、つる枯病という病気も良くかかりますが、これは葉やツルなどが枯れたように茶色くなってしまいます。
実にももちろん影響があり、ひび割れなどが起こります。
炭そ病と同じく雨でうつりますので対処が難しい病気です。
こちらも連作しない、連作をする場合は薬剤を使用するといった予防方法をとります。
このほかつる割れ病という病気もあり、こちらはかかってすぐにスイカのカブが全体的に元気がなくなってしまい、朝や夜には元通りになりますが日中になるとまたしおれたようになってしまいます。
それを2〜3日程度繰り返したあと、最後は枯れてしまいます。
すぐに枯れてしまいますので対処できません。
土壌からうつるため、連作をしないなどの注意点を守って予防することが大切です。