スイカの収穫

スイカの栽培方法

スイカの実は、受粉に成功していればどんどん大きく育ち、意外と早いうちからおなじみのスイカの模様がみられます。

そして、人工授粉から40日ほど経つといよいよ収穫です。

収穫のタイミングは実は少し難しく、見た目ではしっかりとしたスイカがのように見えたとしても、収穫してみると中身はまだ白く未熟だったということも良くあることです。

しかし、だからといってずっとそのまま置いておくわけにもいきませんので、収穫適期の見極めがとても大切になります。

一般的に、スイカの収穫時期を受粉から計算すると、6月に受粉したとするとだいたい35〜45日後くらいに収穫するというのが目安です。

品種によって時期に開きがありますが、これは収穫の見極めにとても役立ちます。

また、スイカの状態を見ることで収穫しても大丈夫かどうかを見極めることもできます。

まず、実のおしりの部分のへこみ具合を見て、深くへこんでいるかどうかを確認します。

そして、ツルの部分にある巻きひげが半分ほど枯れていたら、収穫しても大丈夫であると判断できるとされています。

収穫時期を逃して遅くなってしまうと、今度は実が割れたりしてしまいますから、できるだけ適期を逃さないようによくスイカの状態を見て、一番良い時期に収穫したいところですね。

収穫してから2〜3日待つと食べごろと言われていますので、収穫したらすぐに食べてしまわずに少し待って、一番おいしいときに食べてみてはいかがでしょうか。