スイカ栽培のための土づくり

スイカの栽培方法

スイカの栽培にはいくつかのポイントが存在しますが、苗のほうにばかり気をとられていてはいけません。

苗を植える土の状態もスイカがしっかり育つかどうかという部分に大きく関わっていますので、土作りのポイントも押さえておきましょう。

畑の場合は植え付けよりも2週間ほど前に石灰をまいてしっかりと耕しておき、さらに植え付けの1週間ほど前に土に穴を掘って堆肥、化成肥料、ヨウリンといった元肥を入れるといった準備が必要になります。

家庭菜園でも一番お手軽なプランターで栽培に挑戦する場合には、園芸店やホームセンターなどでも販売されている野菜用の土などを利用しても良いのですが、いろいろと不純物が混ざっているものもあるそうですから自分で土と肥料を購入して土作りをしてみるというのも良いでしょう。

山土、堆肥、燻炭、鹿沼土、ピートモス、その他化成肥料そして石灰や消石灰などを用意しましょう。

山土とピートモスを3:2程度の割合にし、堆肥、燻炭、鹿沼土はピートモスの半分くらいの量をませるようにすると良いでしょう。石灰は堆肥などの10分の1くらいの量で大丈夫です。

花を植えたりする時に使用する土よりも、少し元肥を多めにするというのがポイントです。

しかし、他の野菜類に比べてスイカは元肥は少なめで良いとも言われています。

実がなってから液肥などで追肥をしますので、土作りの段階ではそれほどたっぷりと栄養を仕込んでおく必要はないかもしれません。