トウモロコシの手入れ方法

トウモロコシの栽培方法

トウモロコシの手入れは、他の野菜と比べて簡単です。

そのため、初心者でも栽培を楽しむことができます。

もちろん種をまけばあとは放任しておけばよい、というものではありません。

それでは気をつけておきたいポイントとしては、どのようなことが上げられるでしょうか?

種まきしたあと、芽が出て背丈が20cm程度になったら間引きをします。

株間が30cmで一列になるようにします。

その際に間引く芽の根っこが絡まって引きにくい場合があります。

そのため間引く芽の茎をハサミで切り取るようにするといいでしょう。

間引きをして一本立ちさせたら、保温や保湿目的でマルチングをすると生育がよくなります。

背丈が50cm程度になったら、風でトウモロコシが転倒するのを防ぐ目的で土寄せをします。

マルチングをしている場合は、マルチを外して周囲の土を茎に寄せるようにして土寄せします。

注意すべき害虫として、アワノメイガがあります。

果実に入り込んで食い荒らすほか、茎に入ってしまうと折れてしまうこともあります。

雄穂が出たころになると注意しておかなければなりません。

対策としてはトレボン乳剤などの農薬を使うか、もしくは目の細かいネットを用意します。

トウモロコシの果実は鳥に狙われやすいので、実ができ始めたら注意する必要があります。

やはりネットですっぽり囲むか、もしくは実の部分をスーパーで玉ねぎなどを販売している際に使用しているネットで覆うと便利です。

トウモロコシの栽培に関して記述されている書物には、この時期わき芽かきが必要としているものもありますが、最近の品種はわき芽かきは必要ありません。