トウモロコシの栽培スケジュール

トウモロコシの栽培方法

トウモロコシは比較的簡単に栽培することができるので、初心者の方にもおすすめできる野菜です。

他の作付する野菜とも相性が良く、またよくある連作障害という心配もありません。

トウモロコシは中南米原産ということもあって、高温で強い日差しの場所を好みます。

そのため栽培は春の暖かくなった時期(4月下旬から5月下旬にかけて)に種まきして、2〜3か月後の夏に収穫を開始するのが一般的です。

遅霜があると枯れてしまいます。そのため種まきは気温が安定してから行うようにします。

4月に種まきする場合は、黒マルチを用いることをおすすめします。

苗でスタートするのであれば、ゴールデンウィーク明け頃から植え付けするのが最適です。

一般に種まきから収穫は90日程度とされています。

種まきの時期が遅くなると生育が不十分になって、いいトウモロコシができません。

具体的な栽培スケジュールは地域によって異なってきます。

中間地(富山県と石川県を除く北陸地方、新潟を除く関東甲信越地方、東海地方、中部地方、近畿地方、中国地方)では、4月初めから5月終わりにかけて種まき、7月初めから8月終わりにかけて収穫します。

寒冷地(北海道、東北地方、富山県、石川県、新潟県およびその他地域の高冷地)では5月中旬から6月中旬にかけて種まき、8月中旬から9月終わりにかけて収穫します。

暖地(四国地方、九州・沖縄地方)では4月初めから5月中旬にかけて種まき、6月中旬から8月中旬にかけて収穫します。果実のひげが茶色になったら収穫の合図です。