トマトを育てる時の注意点
トマトはもともと南米のペルーやエクアドルなどの乾燥地帯でできる野菜のため、高温多湿の日本では栽培が少し難しいと言われています。
しかし、最近では家庭菜園の人気から、自宅でもプランターなどで比較的簡単に栽培できるようになり、とても人気がある野菜の1つです。
弱アルカリ性の土壌であまり水分を与えずに栽培するトマトは、栽培時にいくつかの注意点もあるようです。
トマトは水分と肥料の量に影響する植物なので、雨にあてないようにして病気や実が割れてしまう裂果などを防ぐことがとても大切です。
水もあまりあげすぎないようにしてできるだけ乾燥状態を保つようにします。
また、畑栽培の場合、日本は火山列島なので酸性度が高いので苦土石灰を使って弱アルカリ性にしてから植え付けを行うようにします。
ナス科の植物であるトマトは連作ができないと言われています。
よって1度トマトを栽培したら、5年ぐらいはトマトではなくきゅうりやキャベツ、
えんどう豆などの栽培をされることをおすすめします。
どうしてもまたトマトを栽培したいという場合には、接木苗を植えることでトマトの栽培ができるようです。
畑栽培はプランター栽培に比べ生長が早く収穫量が多いのが魅力です。
しかし雨よけなどのコストもかかります。
初心者でも簡単にトマトが栽培できるプランター栽培はとてもおすすめです。
さらに、トマト用の培養土なども市販されていますから、すぐに苗の植え付けもできます。
雨や害虫からしっかりと守り、赤くて甘いトマトをたくさん収穫されてみてはいかがでしょうか?