オクラの品種の選び方
オクラにも様々な種類があります。
比較的身近なものから、入手が少し難しい珍しいものまで、一言では言い尽くせない魅力を持ったオクラがたくさんあります。
家庭菜園でオクラの育成に挑戦する場合に、比較的育てやすい品種として有名なものには「アーリーファイブ」、「グリーンスター」という品種があります。
アーリーファイブは実を輪切りにした時の断面が五角形になるもので、私達がオクラと認識しやすい身近な品種と言えます。
この二つは世話や手入れもそれほど難しくはないので、初めてオクラを育成する場合におすすめの品種です。
種や苗も手に入りやすいオクラです。
この二つよりは少し入手経路が狭くなりますが、「エメラルド」という品種も育てやすいオクラの一つです。
エメラルドは切り口が丸い形になる珍しいオクラです。
珍しいオクラには紅オクラというものがあります。これは名前の通り紅い実をつけるオクラで、花も紅いものが咲きます。
見た目も楽しめる美しいオクラですが、入手経路が比較的少ないので、ホームセンターなどではなかなか見つけることができないかもしれません。
紅オクラの実は加熱すると緑色に変化してしまうので、刻んでサラダなど、生で食べて色と味を楽しむのがおすすめです。
沖縄などの暑い地域で育てられているものには、島オクラというものがあります。
よく見かけるオクラよりも実が長く、20cm以上にもなります。切った時の断面も角がほとんどなく、丸みを帯びています。 沖縄を訪れた際には食べる機会もあるかもしれませんね。
家庭菜園で育成する植物としてオクラを選ぶ場合には、育てやすく手入れも難しくない品種を選びましょう。
オクラの育成に慣れ、魅力を感じた場合には少し珍しい品種の育成にも挑戦すると、楽しみが広がります。