オクラの植えつけ方
オクラはどのように土壌に植え付ければ良いのでしょうか。
畑に直植えの場合は、高さ10cm、幅60cmほどの畝(うね)をつくります。
実際に植え付ける段階になったら、間隔を30cmほどあけて、深さ5cmのくぼみを作り、そこに種をまきます。
種は一つの窪みにつき3粒程度まき、土をかぶせて軽く押しておきます。
苗を植え付ける場合には一つの窪みにつき1ポットを植えましょう。
プランターに植える場合には、幅60cmほどの長方形のプランターは2ヶ所、直径30cmほどの丸鉢であれば1ヶ所に種をまくことができます。
長方形のプランターの場合には程よい間隔をあけてまき、丸鉢の場合は中央にまきましょう。
苗を植え付ける場合も同様にします。
プランター、丸鉢は深さも30cmほどある物にするのが理想です。
種の発芽後は、一つの窪みにつき3株程度になるように残し、間引きをします。
一つの窪みに一つでなくても良いの?と思われるかもしれませんが、オクラの「成長が早く、実が固くなりやすい」という特徴をカバーするために、成長させすぎないようにこのようにするのです。
一つの窪みに3株ほど残し、成長させすぎないようにして育成すると、実の成長も少しだけコントロールでき、収穫が1日から2日遅れても柔らかいまま食べることができるようになります。
オクラの成長が早いという特徴は育成が難しくないというメリットでもあるのですが、実が固くなる前に収穫して美味しく食べることができるよう、ちょっとした植え付けのコツを覚えておくと良いでしょう。