オクラを育てる時の注意点
まずは植え付けをする時期についてです。
オクラは暑い季節を好む夏の野菜です。気温が低すぎると発芽すらしないので、種をまいたり苗を植え付ける時期には注意が必要です。
オクラの生育は比較的簡単だと聞いていたのに失敗してしまった、という声をよく聞いてみると、植える時期を間違えてしまっているということがほとんどです。
東北〜北海道など寒冷地での育成には特に注意しましょう。
オクラの植え付け時期として目安になっている気温は昼25度〜30度、夜も20度〜23度の気温が必要です。
それ以下の気温になると種が発芽しなかったり、苗の成長が止まり枯れてしまうこともあるので気をつけましょう。
気温が低くて成長しないことを水不足や肥料不足と勘違いしてしまい、過剰に与えてさらに弱めてしまうこともあるので、オクラの成長に適した気温の時に植え付けを行うというのはとても重要なポイントとなります。
また、オクラの育成の失敗談として多く言われるのが「実が固くて美味しく食べられなかった」というものです。
オクラは成長が早く、実もすぐ大きくなってしまうので、花が咲いたのを確認したらこまめに観察して、実の大きさを確認します。
オクラの実は、食用にするにはまだ若い、未熟な実を収穫する必要があるので、成長させ過ぎないようにしなければなりません。
想像以上に成長が早いことに驚く方も少なくありません。実の大きさが7〜8cm程度が食べ頃です。
オクラは実りの期間も長く、花も美しいため楽しみ方が多い植物です。
注意点も少ないので、家庭菜園が初めてだという方にもおすすめできます。
少しのポイントを頭に入れて、オクラの生育を楽しんで行えるようにしましょう。